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8864 空港施設

 あまり人に教えたくない銘柄がある。空港施設という比較的地味な会社だ。17/3期は増収増益予定で、中計も上方修正した。PBRは0.57倍、PERは13.5倍、時価総額は約300億円でありながら利益剰余金は366億円も抱えているから凄い。ここ数年の売上高は200億円、営業利益は30億円前後で安定して推移している。注目されるのは、この業績だけではない。訪日外国人の増加で羽田空港の輸送増、インバウンド消費の恩恵を受けるだけでなく、成長性を追求した投資も活発で、昨年には羽田にホテル(JALシティ)も新たに稼働したから来期も楽しみだ。さらに北九州空港では三菱重工に貸し出すMRJ用格納庫を建設しており、将来の収益源として期待される。また、空港コンセッションにも参加することも視野に入れている。単独では無理といても、最近関空コンセッションを落としたオリックス社あたりとアライアンスを組むことも考えられる。そういえば、ホテルの賃貸先は確かオリックス不動産だ。オリンピックに向けた準備は着々と進んでいる。